30分でベースを弾きやすくする~サテンフィニッシュ~
どうもこんにちは。さだザべスです。
記念すべき第一回の話題は、誰でもできるサテンフィニッシュです。
今回のテーマ:弾きやすさ。
●サテンフィニッシュとは。
サテンフィニッシュってなんぞや。という方。
ベースのネックは木でできていますね。そして裏側の表面の質感には二種類あるのです。
一つ目はグロスフィニッシュ。つや出し加工で光沢感がある。高級感がある。
二つ目はサテンフィニッシュ。艶消し加工でサラサラ。ナチュラル感。
●サテンフィニッシュにすることでプレイアビリティが上がる!
グロスフィニッシュのつやつや感もいいんですが、フレットを頻繁に上下するベースにおいて、つやがあると引っかかってとても弾きにくい!
かくいう私の三万円のベースもグロスフィニッシュで弾きにくく、演奏がダサくなりがちでした。
その点、サテンフィニッシュはつやがなく、サラサラで滑りやすい!弾きやすい!
そこでサテンフィニッシュを自分でできないかと調べたわけです。
●準備
かかる費用:300-400円。
かかる時間:30分くらい。
これはやるしかない!!!!
用意する物。
・紙やすり400番(写真では600と書いてありますが400のほうがいいです多分。)
・紙やすり1000番
・マスキングテープ
・濡れタオル
・乾いたタオル
紙やすりは結構使うので大きめのほうがいいです。
今すぐホームセンターにGO!
●やり方
グロスをやすりで削ってサテンフィニッシュにします。
①削りたくないところにマスキングテープを貼る。
塗装ではないのでそこまで細かく張る必要はありません。段差があるのできれいにやすれます。
②紙やすり400を使ってツヤをとる。
最初は怖いですが躊躇なくやすりましょう。ネックの側面までむらなくやすります。
ツヤは光を当てると反射するので残っているのがわかります。できるだけなくなるまでやすります。
③濡れタオルでネックを拭き、すぐに乾いたタオルで拭く。
④ツヤが残っていたら再度400番のやすりでやする。
ネック裏に打痕があるとへこんでいる部分のツヤがとりにくいです。できる限り取りますが、取り切れない部分はあきらめましょう。
⑤ツヤが取りきれたら1000番のやすりで全体をやする。
400番だけでも良いのですが、1000番でやすると高級感が出る気がします。
⑥最後に濡れタオルで拭き、すぐに乾いたタオルで拭いて完成!
●結果
before
after
どうでしょうか。素人とは思えない完成度だと思います。模様は少し地味になりましたが、ナチュラルな木材感が出ていい!
実際弾いてみると…
めちゃ弾きやすい!ネックが細くなったような気がします。音も良くなった(変わってない)気がする!
以上。今回のテーマは誰でもできるサテンフィニッシュでした!ではまた。